解釈の違い・・・。契約する前に必ず確認を・・・ |
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永代使用料を払って墓地を買った。墓石はまだ建てておらず、転勤で引っ越すことになり解約したが、永代使用料は返してもらえなかった。解約した後の使用料を霊園は返すべきではないのか。 |
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墓を買うときの契約書に当たる「霊園使用規則」には、「永代使用料は返さない」と書かれているっことが多い。
墓地を“買う”というのは、一般の土地と違って、永代使用料を払って永久的に借りることだ。霊園側は「永代使用料は墓地を借りるときの権利金に当たる。永代使用料の収入から霊園の造成費用を出すので、解約しても戻ってこないケースが多い」(名古屋市内の霊園開発業者)と言う。
ただ、公営墓地や一部の民間霊園では、墓石を建てていないことなどを条件に、永代使用料の一部を返してくれるところもある。
名古屋市では、買って二年以内で何も建てていなければ、半額を返している。
多くの場合、解約しても永代使用料が戻ってこないことについて、消費者問題に詳しい弁護士の秋田光治さんは「永代使用料が権利金であれば、戻ってこなくてもやむをえない。ただし、永代使用料が本当に墓地の使用料なら、返す必要がある。永代使用料そのものの性格があいまいなのが問題だ」と指摘する。
トラブルを避けるためには、解約すると永代使用料はどうなるか、契約する前に確かめることが重要だ。 |
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広告には「宗派不問」とあったのに、契約したら「檀家(だんか)になるのが条件。入檀料を払ってほしい」と言われた。おかしいのではないか。 |
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宗派不問というのは「過去の宗派は問わない」という意味であることが多い。墓地を買った後は、その寺の檀家になることが条件になっているケースもある。購入後も宗派は問わないのかどうか、確認する必要がある。 |
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とりあえず墓地だけ買い、墓石などは少し先に建てるつもりでいた。ところが、霊園から「一年以内に外さくを作ってほしい」と言われた。買う前には、そんな説明はなかった。説明が不十分ではないか。 |
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霊園使用規則には、「×年以内に外さくを、×年以内に墓石を建てる」などと書かれているケースが多い。これを守らないと、使用権を取り消されることもあるので、買う前に使用規則をよく読んでおくことが大切だ。 |
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霊園が指定する石材店で墓石工事の見積もりを取ったら、ほかの業者よりもかなり高かった。石材店は自由に選ぶことができないのか。 |
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これも霊園使用規則で決められているケースが多く、墓地を買う契約をすると石材店も決まってしまう。霊園側では「墓石の補修など、墓地を管理する上で、石材店を決めておいたほうが便利だ」などと説明している。
しかし「契約の中で、こうした一方的な規則を消費者に押し付けるのは問題がある」(弁護士の秋田さん)という声もある。 |
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